白上(読み)しろあげ

精選版 日本国語大辞典 「白上」の意味・読み・例文・類語

しろ‐あげ【白上】

〘名〙 染物黒地、または紺地などに、模様を白く染め抜くこと。また、白く染めぬきにしてあること。しろあがり。
狂歌・狂歌ますかがみ(1736)「寄紺屋恋 此ふみに思ひそめしをしろあけのあいとなりとも返事聞たや」

しろ‐あがり【白上】

〘名〙 染物の黒地、または紺地などに、模様を白く染め抜くこと。しろあげ。
※咄本・口合恵宝袋(1755)四「上着ははな色あやに白(シロ)あがりのもやうをつけて下され」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android