白井谷村(読み)しろいだにむら

日本歴史地名大系 「白井谷村」の解説

白井谷村
しろいだにむら

[現在地名]山田村白井谷

小島こじま村の北、山田川左岸に立地する。村内を外輪野そとわの用水が流れる。小島村にあったという小島城にかかわる遺構の一部である鐘突堂跡が小字打上うちがみに残る。正保郷帳に村名がみえ、高七〇石、田方四反・畑方四町二反余。寛政二年(一七九〇)の高物成品々手鏡では古高六〇石余・定免三ツ六歩、新田高三石余・平均免六歩四厘余、定小物成は山役銀二〇匁余・蝋役銀一匁余・漆役銀五匁余。慶応四年(一八六八)の家数一八(すべて高持百姓)・人数七四(郡方人別書上帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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