白八入(読み)しろやしお

精選版 日本国語大辞典 「白八入」の意味・読み・例文・類語

しろ‐やしお‥やしほ【白八入】

  1. 〘 名詞 〙 ツツジ科の落葉低木。本州中部南部および四国深山に生える。高さ五メートル内外。よく枝分かれし、枝先に葉を五枚ずつ輪生状につける。葉は菱状倒卵形で縁はしばしば赤みがあり、縁毛を密生する。初夏、枝先に短い花柄のある径三、四センチメートルの白い漏斗状の五弁花が一、二個ずつ咲く。《 季語・春 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android