日本歴史地名大系 「白山新田」の解説 白山新田しらやましんでん 新潟県:三条市白山新田[現在地名]三条市白山新田下条(げじよう)川流域に位置し、南は北野(きたの)新田、北は天神林(てんじんばやし)村(現加茂市)、東は下条村(現同上)と接する。慶安四年(一六五一)下条村の野方を開発して立村した(日野田家文書)。新発田藩分家の相給村で、一方は溝口宣秋(切梅家)知行所から幕府領に転じ、元禄八年(一六九五)の万覚帳(熊倉家文書)に「白山村」五九石三斗余がみえる。もう一方は溝口宣俊(池ノ端家)知行所で、同一一年の蒲原郡之内村々高帳(新発田市立図書館蔵)に七〇石六斗余が記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by