白岩 龍平(読み)シライワ リュウヘイ

20世紀日本人名事典「白岩 龍平」の解説

白岩 龍平
シライワ リュウヘイ

明治〜昭和期の実業家 日清汽船専務。



生年
明治3年7月(1870年)

没年
昭和17(1942)年12月27日

出生地
美作国吉野郡宮本村(岡山県英田郡大原町)

経歴
16歳で上京。同県人の野崎武吉郎から学費を援助され、明治23年荒尾精が上海に設立した日清貿易研究所の研究生として中国に渡る。27年日清戦争の勃発に伴い、通訳官として広島大本営附を命ぜられた。日清戦争終結後、知人の清国人とともに上海と蘇州・杭州とを航路で結ぶ大東汽船会社を興し、次いで36年には湖南省内地の水上交通である湖南汽船会社を設立した。41年には大東・湖南など4社を合併させて日清汽船会社を創立し、その専務取締役に就任。また、この間、明治31年に政治家・近衛篤麿らとともに東亜同文会の創立に参画している。一貫して日中友好に尽力し、日中戦争には反対の立場をとり続けた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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