白拵(読み)しらごしらえ

精選版 日本国語大辞典 「白拵」の意味・読み・例文・類語

しら‐ごしらえ ‥ごしらへ【白拵】

〘名〙 何も塗らない生地のままの矢竹白羽をつけて、全体を白く作ること。
曾我物語(南北朝頃)一「鶴の本白(もとじろ)にてはぎたるしらこしらへの鹿矢(ししや)筈高(はずだか)においなし、千段籐の弓まん中とり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android