国指定史跡ガイド 「白水阿弥陀堂境域」の解説 しらみずあみだどうきょういき【白水阿弥陀堂境域】 福島県いわき市内郷白水町にある平安時代の寺院跡。1160年(永暦1)、藤原秀衡(ひでひら)の妹、徳尼が建立したと伝えられている国宝、阿弥陀堂を中心とした極楽浄土の世界を表した浄土式庭園。発掘調査により、この建物が大きな池の中に設けられた中島に建てられていたことが判明し、浄土式庭園の典型的な構成を示していることが明らかになった。1966年(昭和41)に国指定史跡となった。JR常磐線内郷駅から新常磐交通バス「あみだ堂」下車、徒歩約5分。 出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報