精選版 日本国語大辞典 「白漆」の意味・読み・例文・類語 しろ‐うるし【白漆】 〘 名詞 〙 彩漆(いろうるし)の一種。白色顔料を透漆に混ぜて作る。明治二〇年(一八八七)から、酸化第二錫・硫黄乳・塩化蒼鉛・リソドールなどを用い、白色漆やレーキ顔料の製造を化学的に研究し、昭和四年(一九二九)二酸化チタニウムを塩酸で処理したものを用いて、白色に近い白漆が作られた。〔日葡辞書(1603‐04)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例