白砥(読み)しらと

精選版 日本国語大辞典 「白砥」の意味・読み・例文・類語

しら‐と【白砥】

〘名〙 白色砥石荒砥(あらと)合砥(あわせど)の間に用いる。愛媛県宇和島の名産。〔大和本草(1709)〕

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デジタル大辞泉 「白砥」の意味・読み・例文・類語

しら‐と【白×砥】

白色の砥石といし粗砥あらと合わせ砥の間に用いる。愛媛県宇和島特産伊予砥

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の白砥の言及

【といし(砥石)】より

…代表的な中砥として,青砥(京都府産),沼田砥(群馬県沼田産)などがある。荒砥と中砥の中間用に天草砥や白砥(愛媛県宇和島産)などが使用される。仕上げ砥は,中砥研ぎをした刃面を,といしによる条痕が見えなくなって鏡面のように光る程度に仕上げるためのもので,砥粒の細かい硬いといし,主としてケイ質粘板岩が用いられる。…

※「白砥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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