精選版 日本国語大辞典 「合砥」の意味・読み・例文・類語 あわせ‐どあはせ‥【合砥】 〘 名詞 〙① 砥石の一種。刀剣、かみそりなどを研ぐとき、仕上げに用いる。石質は緻密で堅く、卵色をしている。京都の鳴滝砥が有名。[初出の実例]「越砥石(アハセト)」(出典:本草色葉抄(1284))「剃刀(かみそり)出しあはせどに、かからましかば斯(か)くとだに」(出典:浄瑠璃・心中重井筒(1707)中)② 砥石の表面を平らにしたり、あぶらをとったりするために用いる粘板岩の小片。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例