白糸草（読み）シライトソウ

デジタル大辞泉

しらいと‐そう〔‐サウ〕【白糸草】

シュロソウ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ20～35センチ。葉は根の際きわに放射状につく。初夏、白い糸状の花を穂状につける。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

しらいと‐そう‥サウ【白糸草】

1. 〘 名詞 〙 ユリ科の多年草。本州中部以南、四国、九州の山地に生える。高さ約三〇センチメートル。根ぎわの葉は柄があり放射状に群がって地をはい、長さ四～七センチメートルの長楕円形で縁はちぢれている。茎につく葉は披針形で柄はない。初夏、茎頂に長さ一〇センチメートルの円柱形の穂を出して、小さな純白色の花を密につける。花被六片のうち四片は長さ約一センチメートルの糸状で放射状に開き、他の二片はごく短く時に消失する。しろいとそう。〔物品識名（1809）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

動植物名よみかた辞典　普及版

白糸草 (シライトソウ・シロイトソウ)

学名：Chionographis japonica
植物。ユリ科の多年草,園芸植物

出典　日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典　普及版」