白蓮事件

共同通信ニュース用語解説 「白蓮事件」の解説

白蓮事件

歌人柳原白蓮やなぎわら・びゃくれんが1921年10月20日、東京駅で夫の伊藤伝右衛門いとう・でんえもんを見送った後、社会活動家の宮崎龍介みやざき・りゅうすけと駆け落ちしたスキャンダル。大手紙が特ダネとして掲載し、白蓮が伝右衛門に宛てた絶縁状も公開。別の大手紙は伝右衛門の反論を掲載し、スクープ合戦に世間は沸いた。菊池寛きくち・かん小説真珠夫人」は、この事件の白蓮がモデルとされる。今年放送されたNHK連続テレビ小説「花子アン」にも白蓮をモデルにした蓮子が登場、白蓮事件にも触れていた。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

関連語 もん

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む