…アイラーバタはまた別の伝承では,神々とアスラの乳海かくはんの際,妻のアブラムーAbhramūとともに吉祥天と同時に現れたとされる。アブラムーは〈雲を生ずる〉の意で,このため象,とりわけ乳海の色を残した白象は雨を降らせる力をもつとされ,諸王はこれを求めたという。これと結びついて,象はむかし羽をもっていて雲のように空を飛んでいたともいわれる。…
※「白象」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...