白野江村(読み)しらのえむら

日本歴史地名大系 「白野江村」の解説

白野江村
しらのえむら

[現在地名]門司区白野江一―四丁目・白野江

大積おおつみ村の北に位置し、東部ではくしノ鼻・つなノ鼻などが海に突き出る。青浜あおはま池などがある。もと大積郷のうちであったという。正保国絵図に「白野江ノ内青浜」と記される。郷村高帳では高四二七石余、うち新田高二九石余。幕末の各村覚書では本高三九八石余、田二八町二反余・畠五町六反余、物成一九六石余、竈数一二七・人数六六四、牛四七、妙見社・山神社、清福せいふく(現浄土真宗本願寺派)などがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android