日本歴史地名大系 「田野浦」の解説
田野浦
たのうら
田野村のうち海岸部にできた浦方で「土佐州郡志」は「東限奈半利界大川、西限安田浦、東西拾町余、戸凡五百七拾六、船六十二」と記し、「寺町・北町・目籠・西町・横町・立町・東町・前町・新町・浜田町」の小名を記す。海岸沿いに土佐街道(東街道)が通る。
天正一七年(一五八九)の田野庄地検帳によると田野八幡宮の前から東方
江戸時代に入って半世紀の間に田野浦は急激に発展するが、これは漁業集落としての自然成長によるものではなく、藩が奈半利川上流の
田野浦
たのうら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報