白間津村(読み)しらまづむら

日本歴史地名大系 「白間津村」の解説

白間津村
しらまづむら

[現在地名]千倉町白間津

大川おおかわ村の南に位置し、東は海に面する。南西乙浜おとはま(現白浜町)。慶長二年(一五九七)の安房国検地高目録に村名がみえ、高二七一石余、うち田方一九九石余。里見氏直轄領。同一一年の里見家分限帳では給人領。正保郷帳では田方二二三石余・畑高六三石余、旗本大久保教勝領(寛永一〇年から)。ほかに円勝(円正)寺領三石。寺領を除いた村高は以後変化がなく、大川村と同様の変遷をたどる。元文村高帳では円正えんしよう寺山王別当領一二石余。享和元年(一八〇一)の家数一二六・人数九二一(伊能忠敬測量日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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