白鰱(読み)はくれん

精選版 日本国語大辞典 「白鰱」の意味・読み・例文・類語

はく‐れん【白鰱】

〘名〙 コイコイ科淡水魚体形はややコイに似るが、体高が高く、頭が大きく、眼が小さくて腹側にかたよって位置している。大河川の下流域、平野部の湖沼に生息する。浮性流下卵を産む。植物プランクトン食性。アジア大陸東部原産。日本へは移入され、利根川水系で自然繁殖している。

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デジタル大辞泉 「白鰱」の意味・読み・例文・類語

はく‐れん【白×鰱】

コイ科の淡水魚。体は紡錘形で側扁し、目は下方にある。体色銀白色黒鰱こくれんとともに鰱魚れんぎょと称される。→鰱魚

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