百檀那(読み)ヒャクダンナ

デジタル大辞泉 「百檀那」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐だんな【百×檀那/百旦那】

盆暮れ法事のときなどの布施ふせに、100文くらいしか出さない檀家だんか
「―粗砥あらとほどな(=墓石)をあつらへる」〈柳多留一二

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「百檀那」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐だんな【百檀那】

〘名〙 盆暮法要の時などに、お寺に百文ぐらいのお布施しか出さない檀那
※雑俳・もみぢ笠(1702)「そさう也・うす茶一っふく百旦那」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報