百舌科(読み)もずか

精選版 日本国語大辞典 「百舌科」の意味・読み・例文・類語

もず‐か‥クヮ【百舌科】

  1. 〘 名詞 〙 鳥類の一科名。主として旧世界に約七〇種がある。すべて鉤状に下曲した鋭い上嘴(じょうし)と鋭い爪を有し、森林または疎林および田園村落にすみ、大形昆虫、小形の両生爬虫類、小形の鳥獣類を主食とする。このうち、アフリカ特産の五十数種と熱帯から温帯北部にかけて分布する二十数種とは、分類学上異なるとする学者もある。日本にはこの後者に属する種が五種分布し、三種が繁殖している。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む