百貫の馬にもたり(読み)ひゃっかんのうまにもたり

精選版 日本国語大辞典 「百貫の馬にもたり」の意味・読み・例文・類語

ひゃっかん【百貫】 の 馬(うま)にも(たり)

  1. 百貫の値打のある名馬でも、という病気を持っていることがある。すぐれた人にも欠点があること。また、外見内容がとかく相違することのたとえ。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. [初出の実例]「百貫の馬にもたりが有と、見かけとは得て違ふ」(出典:浄瑠璃・加賀国篠原合戦(1728)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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