事典 日本の地域ブランド・名産品 「皆地笠」の解説
皆地笠[その他(工芸)]
みなちがさ
田辺市皆地地区で製作されている。源平の合戦に敗れた平家の落人が奥熊野の皆地に隠れ住み、檜を使って笠を編み出したのが始まり。熊野詣の人々に愛用された。檜を材料としているため軽く、日除け雨除け両用である。現在でも地元の畑仕事に使われ、また土産品として利用されている。和歌山県郷土伝統工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報