皆地笠(読み)みなちがさ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「皆地笠」の解説

皆地笠[その他(工芸)]
みなちがさ

近畿地方和歌山県地域ブランド
田辺市皆地地区で製作されている。源平合戦に敗れた平家落人が奥熊野の皆地に隠れ住み、檜を使って笠を編み出したのが始まり。熊野詣の人々に愛用された。檜を材料としているため軽く、日除け雨除け両用である。現在でも地元畑仕事に使われ、また土産品として利用されている。和歌山県郷土伝統工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「皆地笠」の解説

皆地笠

和歌山県田辺市皆地で生産される工芸品。ヒノキを材料とした笠。和歌山県郷土伝統工芸品に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む