源平(読み)げんぺい

精選版 日本国語大辞典「源平」の解説

げん‐ぺい【源平】

[1] 源氏と平氏。
※高野山文書‐建久五年(1194)七月七日・僧鑁阿起請相折帳「源平騒動之間、庄内損亡〈して〉殆如荒野
[2] 〘名〙
① 敵と味方。また、敵味方の二組にわかれて勝負を争うこと。源氏は白旗、平氏は赤旗を用いたところから、多く、紅白の組にわかれる。
※夢酔独言(1843)「其時はおれが一本勝負源平の行司をした」
② 白と紅。
※雑俳・柳多留‐二七(1798)「源平に咲て貞女の名を残し」
※南方録(17C後)台子「源氏、源平、十種、宇治、小鳥、烟くらべ等かやうの香方香会の時は」

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション「源平」の解説

げんぺい【源平】

福井の日本酒。清酒の味の表現「甘」「」「ピン」を源平の合戦になぞらえ、平家の優雅さを「甘」、源氏の荒武者ぶりを「辛」、戦いの緊迫感を「ピン」にたとえて命名。大吟醸酒純米吟醸酒、吟醸酒、純米酒、本醸造酒、普通酒などがある。平成9、15、19、20年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は五百万石など。仕込み水は白山山系の伏流水蔵元の「源平酒造」は延宝元年(1673)創業。所在地は大野市要町。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus「源平」の解説

源平 みなもとの-たいら

?-? 平安時代前期の官吏
源信(まこと)の子。嵯峨(さが)源氏。仁寿(にんじゅ)3年(853)従五位下となる。左兵衛佐(さひょうえのすけ),相模権守(さがみのごんのかみ)をへて,仁和(にんな)3年(887)大膳大夫(だいぜんのだいぶ)。従四位上。

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デジタル大辞泉「源平」の解説

げん‐ぺい【源平】

源氏と平氏。「源平の合戦」

敵味方の二組に分かれること。敵と味方。「源平試合」
《源氏は白旗、平氏は赤旗を用いたところから》白と赤。紅白。「源平じま」「源平もち

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世界大百科事典内の源平の言及

【モモ(桃)】より

…《花壇綱目》(1681)には9品種が記録されていて,このころより観賞用の花木としてのハナモモの育成が盛んになったらしい。現在でも八重咲きで白に赤の絞りがはいる源平,早咲きで濃赤色の寒緋(かんひ),濃桃色でキクに似た八重咲きの菊桃(きくもも),白色の寒白(かんぱく)などの花変りのほかに,しだれになったものや,小型で開花する一才物の一才桃など多くの品種が残されている。ハナモモは,果実のできるものでも熟期が遅く,小さくて食用には適さない。…

※「源平」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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