皆空(読み)かいくう

精選版 日本国語大辞典 「皆空」の意味・読み・例文・類語

かい‐くう【皆空】

  1. 〘 名詞 〙 すべてのものはみな因縁によって生じたもので、実体や我体といえるものはなく、むなしいものだということ。諸法皆空
    1. [初出の実例]「一切皆空の旨を説きて諸ろの罪をのぞき」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)閏七月一一日)
    2. [その他の文献]〔般若心経〕

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