皆葉村(読み)みなばむら

日本歴史地名大系 「皆葉村」の解説

皆葉村
みなばむら

[現在地名]千代川村皆葉

鬼怒きぬ川西岸の洪積台地に所在。北は別府べつぷ村。戦国期に成立したと推定される覚(宗任神社蔵)に「ミ名波之郷 四十貫文 御年貢銭 斗物 八拾俵」とみえる。多賀谷氏追放の際は松田吉兵衛・伝兵衛・平兵衛の三氏が土着した(落民士帳)。「各村旧高簿」によれば幕末には旗本窪田錠吉知行地六八・〇一六石、旗本川勝藤兵衛知行地二四一・八六五石、牛久藩領二三二・三石無量むりよう院領七石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android