益田哲夫(読み)マスダ テツオ

20世紀日本人名事典 「益田哲夫」の解説

益田 哲夫
マスダ テツオ

昭和期の労働運動家 全自動車労組委員長



生年
大正2(1913)年9月13日

没年
昭和39(1964)年7月10日

出生地
鹿児島県鹿児島市

学歴〔年〕
東京帝大法学部〔昭和13年〕卒

経歴
昭和13年日産自動車入社。1950年代前期に当時最強といわれた日産自動車労組を作り上げ、同労組委員長、全国自動車産業労働組合(全自動車)委員長として、26年単独講和抗議スト、27年破防法反対の労闘ストを打ち労働運動の強化につとめた。やがて第2組合が結成され、28年の日産争議最後敗退した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「益田哲夫」の解説

益田哲夫 ますだ-てつお

1913-1964 昭和時代の労働運動家。
大正2年9月13日生まれ。日産自動車にはいり,戦後,労組委員長となる。職場活動を創始して当時最強といわれる労組をつくった。全国自動車産業労組委員長。昭和28年日産争議で合理化攻勢をうけて敗退。昭和39年7月10日死去。50歳。鹿児島県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「益田哲夫」の解説

益田 哲夫 (ますだ てつお)

生年月日:1913年9月13日
昭和時代の労働運動家。全自動車労組委員長
1964年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android