盛 宣懐(読み)せいせんかい

旺文社世界史事典 三訂版 「盛 宣懐」の解説

盛 宣懐
せいせんかい

1844〜1916
清末期〜中華民国初期の官僚資本
江蘇省出身。献金によって官僚となり,李鴻章 (りこうしよう) の配下となって要職を占めた。袁世凱 (えんせいがい) と対立して実業界に転じ,長江流域で各種事業に関係し,巨額の資本を蓄えた。袁の失脚後,1911年郵伝部大臣となり,鉄道国有化計画立案辛亥革命により失脚した。一時日本に亡命し,帰国後は日本と結んで漢冶萍 (かんひよう) 公司を経営,経済界の実力者となった。

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367日誕生日大事典 「盛 宣懐」の解説

盛 宣懐 (せい せんかい)

生年月日:1844年11月4日
中国の官僚資本家
1916年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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