盤竜城遺跡(読み)ばんりゅうじょういせき(その他表記)Pon-long-cheng

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「盤竜城遺跡」の意味・わかりやすい解説

盤竜城遺跡
ばんりゅうじょういせき
Pon-long-cheng

中国湖北省黄陂県盤竜城に存在する殷代二里岡期の遺跡。遺跡は,城址,宮殿址,墓などから成る。城址は版築で築造され,南北約 290m,東西約 260mほどの長方形である。城内東北辺には,宮殿址群が存在し,東西 39.8m,南北 12.3mの大きさで,基壇や間仕切り回廊を有する建物も発見されている。墓からは,多くの青銅器が発見され,器形には,鼎,鬲,げん,き,か,爵,觚,か,罍,ゆう,盤などが存在し,文様は比較的単純であるが,饕餮文,き文,目雲文,三角文などが見られる。これらの青銅器は,河南省鄭州市出土の青銅器と並んで,中国最古の青銅器の一群である。

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