目が暮れる(読み)メガクレル

デジタル大辞泉 「目が暮れる」の意味・読み・例文・類語

・れる

暮れる6

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目が暮れる」の意味・読み・例文・類語

め【目】 が 眩(く)れる

  1. め(目)が眩む
    1. [初出の実例]「尼になりたるなるべしと見るに目もくれぬ」(出典:大和物語(947‐957頃)一〇三)
    2. 「馬より落ちける時、(むないた)を馬に強く踏まれて、目昏(クレ)魂消えければ」(出典太平記(14C後)一六)
  2. め(目)が眩む
    1. [初出の実例]「武士ども内侍所のじゃうねぢ切って、既に御蓋をひらかんとすれば、忽に目くれ、鼻血たる」(出典:平家物語(13C前)一一)
  3. め(目)が眩む
    1. [初出の実例]「世間の者は名利に目がくれて」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)
  4. 目が曇る。涙で目もかすむほどである。
    1. [初出の実例]「浦風に吹覆はれたる煙に目暮(めクレ)て」(出典:太平記(14C後)一八)

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