目が眩む(読み)メガクラム

デジタル大辞泉 「目が眩む」の意味・読み・例文・類語

くら・む

目まいがする。「―・むほどの高さ」
強い光線などのために、一時的に視力を失う。「スポットライトに―・む」
心を奪われて判断力がなくなる。「欲に―・む」
[類語]めまい立ちくらみ眩暈げんうん目が回るくらくらするくらっとくらくらくらりぐらりぐらぐらぐらっとゆらゆらふらふらよろよろよたよたぐらつくふらつくふらっと

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目が眩む」の意味・読み・例文・類語

め【目】 が 眩(くら)

  1. 目がかすむ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  2. 目まいがする。目がくらくらとする。目がくれる。
    1. [初出の実例]「東京は目(メ)の眩(クラ)む所である」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石〉四)
  3. 強い光にうたれたり、神仏の忌諱(きい)にふれたりして、一時目が見えなくなる。目がくれる。
  4. あるものに心を奪われて、正常な判断ができなくなる。目がくれる。
    1. [初出の実例]「ひっつかみ・利にめのくらむにせ小判」(出典:雑俳・うき世笠(1703))

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