目くじらを立てる(読み)メクジラヲタテル

デジタル大辞泉 「目くじらを立てる」の意味・読み・例文・類語

くじらを・てる

目をつりあげて人のあらさがしをする。他人欠点を取り立てて非難する。目角めかどを立てる。「小さなミスに―・てる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目くじらを立てる」の意味・読み・例文・類語

めくじら【目くじら】 を=立(た)てる[=立(た)つ]

  1. 他人の欠点を探し出してとがめ立てをする。わずかの事を取り立ててそしりののしる。目角に立てる。
    1. [初出の実例]「一々目くじらを立て悪事を見出す様にするときは」(出典:政談(1727頃)三)
    2. 「せばい気からの異見、ふつふつ用ひず随分下手談義を、目ぐじらたてて打込」(出典:談義本・当風辻談義(1753)三)

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