精選版 日本国語大辞典の解説
め【目】 には 目(め)、歯(は)には歯(は)
自分が受けた害に対して、同様な仕返しをすることのたとえとして用いられる。ハンムラビ法典にあることばで旧約聖書にも出てくるが、イエス‐キリストが「山上の垂訓」のなかで用いたことにより有名になった。
※旧約全書(1888)出埃及記「若害ある時は生命にて生命を償ひ、目にて目を償ひ歯にて歯を償ひ手にて手を償ひ足にて足を償ひ」
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