垂訓(読み)すいくん

精選版 日本国語大辞典「垂訓」の解説

すい‐くん【垂訓】

〘名〙 教えを示すこと。訓示をたれること。また、教を後世の人々に残すこと。垂教
※扶桑集(995‐999頃)九・北堂漢書竟宴詠史得蘇・序〈紀在昌〉「訓無厭、已居魯儒之宗
※近代批評の意義(1906)〈島村抱月〉「仏蘭西のブワロー等が垂訓は永く軌範の淵源とせられた」 〔夏侯湛‐東方朔画賛・序〕

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デジタル大辞泉「垂訓」の解説

すい‐くん【垂訓】

教えを垂れること。また、教訓を後世の人々に残すこと。また、その教訓。垂教すいきょう。「山上の垂訓

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普及版 字通「垂訓」の解説

【垂訓】すいくん

垂教。〔孔子家語、本姓解〕孔子に生まる。~堯し、武をし、を刪(けづ)り書をべ、禮を定め樂を(をさ)め、~訓を後嗣に垂れて、以て法式と爲し、其のはる。

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世界大百科事典内の垂訓の言及

【家訓】より

…【鶴岡 実枝子】
【中国】
 前近代の中国では古くから家訓が知られ,通常,家族や宗族の生活全般を律し,家門の永続を願って家長あるいは宗族の総意により作成された規範を指す。家範,家規,家言,垂訓等ともいわれ,族約,族規,宗規等も広義の意味でこれに含まれる。内容は単なる人生訓・処世訓の枠を超え,家礼,土地経営,学問,交際等多岐にわたり,違反者に対する制裁規定を伴うものも少なくない。…

※「垂訓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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