目を合わす(読み)めをあわす

精選版 日本国語大辞典 「目を合わす」の意味・読み・例文・類語

め【目】 を 合(あ)わす

  1. まぶたをとじ合わせる。目をつぶって眠る。
    1. [初出の実例]「去月十七日已後、革命沙汰、以夜継日、友業、俊通、在前、今日午刻終功、去夜不目、天明」(出典:台記‐康治三年(1144)二月一三日)
    2. [その他の文献]〔首楞厳経‐一〕
  2. 視線を合わせる。出会う。また、目と目を見交わす。目で合図する。
    1. [初出の実例]「禅門大怒云〈略〉未追討使之勇士、徒赴帰路。若入京洛、誰人可眼哉。不覚之恥貽家、尾籠之名留世歟」(出典:玉葉和歌集‐治承四年(1180)一一月五日)
    2. 「兄も弟も〈略〉、驚き呆れて目(メ)をあはし」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)残)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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