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首楞厳経 しゅりょうごんきょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

首楞厳経
しゅりょうごんきょう

悟りを得る最も端的な方法として首楞厳三昧を説く『首楞厳三昧経』 Śūraṃgamasamādhi-sūtraのこと。この経典には長大なものと簡略なものとがあったらしいが,サンスクリット語の原典は断片的に伝えられるのみ。また,般刺蜜帝訳『大仏頂如来密因修証了義諸菩薩万行首楞厳経』 (10巻) も同じく『首楞厳経』と略称されるが,これは『首楞厳三昧経』の大型のものの中国訳とも,中国撰述の疑経であるとも考えられている。

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デジタル大辞泉の解説

しゅりょうごん‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【首楞厳経】

「首楞厳三昧経」の略称。2または3巻。4~5世紀に鳩摩羅什(くまらじゅう)が漢訳。仏が堅意菩薩の請いに応じて、頓証菩提(とんしょうぼだい)の法として首楞厳三昧を説いたもの。
「大仏頂如来密因修証了義諸菩薩万行首楞厳経」の略称。10巻。般刺密帝(ばんらみたい)訳。禅法の要義を説いたもの。

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大辞林 第三版の解説

しゅりょうごんぎょう【首楞厳経】

「首楞厳三昧経」の略。二または三巻。鳩摩羅什くまらじゆう訳。はやく悟りに至るための三昧として、首楞厳三昧を説く。
「大仏頂如来密因修証了義諸菩薩万行首楞厳経」の略。一〇巻。般剌蜜帝訳とされる。禅法を説く。

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