め‐じるし【目印・目標】
- 〘 名詞 〙
- ① 見つけやすいようにするためのしるしをつけること。また、そのもの。見おぼえのためのしるし。めあて。
- [初出の実例]「誌レ之とは目(メ)じるしをしてをくぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)八)
- 「花壇の菊を何者やらあらすに依て、目印を付て置たれば其花も見へぬ」(出典:虎寛本狂言・若市(室町末‐近世初))
- ② 江戸時代、商標をいう。
- [初出の実例]「下広の駕籠の簾に目印(めシルシ)の紋所を透したるに乗り」(出典:洒落本・風俗八色談(1756)一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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