精選版 日本国語大辞典 「目口」の意味・読み・例文・類語 め‐くち【目口】 〘 名詞 〙① 目と口。[初出の実例]「鞠(まり)計(ばかり)なる物の目口もなきが、さすがに生物(いきもの)にて、なめなめとしてくるめくなり」(出典:梵舜本沙石集(1283)八)② 観察と批評。また、その力量。人の見る目と噂(うわさ)。[初出の実例]「寄宿舎の僕に対する眼口は、僕の霞むだ眼にも、如何(どう)しても笑を帯びて居るとしか見へぬ」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例