目口(読み)めくち

精選版 日本国語大辞典 「目口」の意味・読み・例文・類語

め‐くち【目口】

〘名〙
① 目と口。
※梵舜本沙石集(1283)八「鞠(まり)(ばかり)なる物の目口もなきが、さすがに生物(いきもの)にて、なめなめとしてくるめくなり」
観察批評。また、その力量。人の見る目と噂(うわさ)
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉八「寄宿舎の僕に対する眼口は、僕の霞むだ眼にも、如何(どう)しても笑を帯びて居るとしか見へぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「目口」の意味・読み・例文・類語

め‐くち【目口】

目と口。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android