盲探(読み)めくらさぐり

精選版 日本国語大辞典 「盲探」の意味・読み・例文・類語

めくら‐さぐり【盲探】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手さぐりをすること。
    1. [初出の実例]「目くらさぐりに堤より、亡骸流す隅田川」(出典:歌舞伎・都鳥廓白浪(忍ぶの惣太)(1854)序幕)
  3. これという目あてもなくさぐること。
    1. [初出の実例]「盆か何ぞの上に二つの球を置て在り所知れぬほど囘転(まは)したる後盲捜(メクラサグ)りに捜り得たる方に定むべし」(出典:新浦島(1895)〈幸田露伴〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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