日本歴史地名大系 「相上村」の解説 相上村あいあげむら 埼玉県:大里郡大里村相上村[現在地名]大里村相上荒川右岸に位置し、東は玉作(たまつくり)村、西は岡(おか)ノ郷(ごう)(現東松山市)、北は和田吉野(わだよしの)川を境に津田(つだ)村・向谷(むこうや)村・高本(たかもと)村。田園簿では田方二二三石余・畑方六七石余、忍藩領。国立史料館本元禄郷帳では幕府領で、花蔵(かぞう)院(華蔵院)領がある。なお同院は新義真言宗で、慶安元年(一六四八)に朱印地六石を寄進されている(風土記稿)。同書成立時には川越藩領、家数三六、用水は和田吉野川から引水。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by