相屋神社(読み)あいやじんじや

日本歴史地名大系 「相屋神社」の解説

相屋神社
あいやじんじや

[現在地名]青谷町青谷

青谷の街区の南西方山麓、勝部かちべ川左岸にある。淤母陀琉神(面足尊)・阿夜訶志古泥神(吾屋惶根尊)・品陀和気神・保食神を祀り、旧村社。元慶元年(八七七)に正六位上の神階を授けられた因幡国「相尾神」(「三代実録」同年一二月二九日条)を相屋の誤記として当社に比定する説がある。創祀・沿革の詳細は不明であるが社伝によると、かつては青屋あおや丸山まるやま鎮座、万治二年(一六五九)秋、同村和多山わだやま(冬辺ともいう)の現社地に移ったという(勝見名跡誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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