相座敷(読み)アイザシキ

デジタル大辞泉 「相座敷」の意味・読み・例文・類語

あい‐ざしき〔あひ‐〕【相座敷】

同じ座敷に居合わせること。
「―に勧進比丘尼の美しき者が二人泊まってゐる」〈浮・御前義経記・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「相座敷」の意味・読み・例文・類語

あい‐ざしきあひ‥【相座敷】

  1. 〘 名詞 〙あいやど(相宿)
    1. [初出の実例]「相座敷(アヒザシキ)に勧進比丘尼の美しき者が二人泊ってゐると」(出典浮世草子・御前義経記(1700)三)

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