相当たる(読み)あいあたる

精選版 日本国語大辞典 「相当たる」の意味・読み・例文・類語

あい‐あた・るあひ‥【相当】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「あい」は接頭語 )
  2. ( 「あたる」の改まった言い方 ) 相当する。あてはまる。釣り合う。
    1. [初出の実例]「すたれはてて又おこるべき時にあいあたりたり」(出典:愚管抄(1220)七)
  3. 割り当てられる。担当する。また、その職にあたる。
    1. [初出の実例]「相当御寺務之折節」(出典高野山文書‐(建長五年)(1253)七月五日・東寺長者道乗御教書案)
  4. 互いにぶつかりあう。敵と戦う。当面する。
    1. [初出の実例]「呉王自ら相当る事三十二箇度」(出典:太平記(14C後)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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