相撲の使(読み)スマイノツカイ

デジタル大辞泉 「相撲の使」の意味・読み・例文・類語

すまい‐の‐つかい〔すまひ‐つかひ〕【相撲の使】

相撲のせち相撲人すまいびとを召集するため、2、3月ごろ左右近衛府このえふから諸国に遣わされた使者部領使ことりづかい

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精選版 日本国語大辞典 「相撲の使」の意味・読み・例文・類語

すまい【相撲】 の 使(つかい)

  1. 七月の相撲の節(せち)相撲人(すまいびと)を召し集めるために左右近衛府から諸国につかわされた使者。部領使(ことりづかい・ぶりょうし)。相撲の部領使。
    1. [初出の実例]「筑前国守山上憶良 大伴君熊凝者、肥後国益城郡人也。年十八歳、以天平三年六月十七日、為相撲使国司官位姓名従人、参向京都」(出典万葉集(8C後)五・八八六・題詞)

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