相撲人(読み)スマイビト

デジタル大辞泉 「相撲人」の意味・読み・例文・類語

すまい‐びと〔すまひ‐〕【相撲人】

すもうとり。
陸奥国に真髪の成村と云ふ老いの―ありけり」〈今昔・二三・二一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「相撲人」の意味・読み・例文・類語

すまい‐びとすまひ‥【相撲人】

  1. 〘 名詞 〙 相撲をとる人。相撲をとるために各国から選ばれた人。また、相撲をとるのを職業とする人。すまいとり。すもうとり。力士。〔正倉院文書‐天平一〇年(738)六月二一日・周防国正税帳〕
    1. [初出の実例]「こと勝つものならば、その遊び人ども・すまひ人どもは選び定めてん」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android