古代において人や物資の輸送を統率する責任者。奈良時代の正税帳や計会帳には,采女(うねめ)・耽羅(たんら)島人・俘囚(ふしゅう)・流人・役夫・防人(さきもり)などさまざまな人の移送や,御贄(みにえ)・御馬・銅竈・経典・鷹など進上物の部領使がみえる。主として進上する国の国司や郡雑任,あるいは移送に責任をもつ中央官司の官人が部領使にあてられるほか,路次諸国の国司・軍毅(ぐんき)が部領使として隣国へ逓送する場合もあった。平安時代にはおもに相撲使(すまいのつかい)のことをさしていう。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...