相比す(読み)あいひす

精選版 日本国語大辞典 「相比す」の意味・読み・例文・類語

あい‐ひ・すあひ‥【相比】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「あい」は接頭語 ) くらべる。また、両者をくらべて、力や価値などが同じ程度であると考える。
    1. [初出の実例]「三千の衆徒悉仏法と王法と相比すべき理を存じて、弐(ふたごころ)なく忠戦を致す処に」(出典太平記(14C後)一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android