相沢町(読み)あいざわまち

日本歴史地名大系 「相沢町」の解説

相沢町
あいざわまち

[現在地名]生野町小野この

小野町の東に位置し、大谷おおたに川が流れる。銀山廻七町の一で、郷帳類に記載はない。永禄一〇年(一五六七)金香瀬かながせ鉱床の発見以来の集落と伝える。万治三年(一六六〇)の届書(藤垣家文書)に「相沢町加奉」として孫左衛門が署名している。享保一五年(一七三〇)の銀山宗門改帳(生野書院蔵)では戸数二三・世帯数二七、人数一四〇。元文三年(一七三八)の生野銀山一揆では「生野相沢町」の五人組頭の小左衛門が獄門、月行事の徳兵衛が但馬国中追放で、ほかに加奉・五人組筆頭らは過料の処分となっている(「朝来郡村々百姓強訴一件」同院蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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