相津村(読み)そうづむら

日本歴史地名大系 「相津村」の解説

相津村
そうづむら

[現在地名]天竜市相津

山中やまなか村の北に位置し、天竜川の中流域左岸、光明こうみよう山の西方に立地する。「遠江国風土記伝」に佐久さく村から分村とある。領主の変遷は横川よこかわ村に同じ。慶長四年(一五九九)の検地名寄帳(鈴木家文書)の表記に「僧都村」とみえ、屋敷二反五畝余・畠三町八畝余、鐚高一五貫二三九文。同九年の相津村地詰水帳(同文書)では永高四貫六七八文。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android