相津村(読み)そうづむら

日本歴史地名大系 「相津村」の解説

相津村
そうづむら

[現在地名]天竜市相津

山中やまなか村の北に位置し、天竜川の中流域左岸、光明こうみよう山の西方に立地する。「遠江国風土記伝」に佐久さく村から分村とある。領主の変遷は横川よこかわ村に同じ。慶長四年(一五九九)の検地名寄帳(鈴木家文書)の表記に「僧都村」とみえ、屋敷二反五畝余・畠三町八畝余、鐚高一五貫二三九文。同九年の相津村地詰水帳(同文書)では永高四貫六七八文。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android