相渡る(読み)あいわたる

精選版 日本国語大辞典 「相渡る」の意味・読み・例文・類語

あい‐わた・るあひ‥【相渡・相渉】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「あい」は接頭語 )
  2. 互いに通じる。通い合う。かかわり合う。
    1. [初出の実例]「念仏・真言は大概風情あひわたり、義門互に相資して」(出典:梵舜本沙石集(1283)二)
  3. わたる」の改まった言い方。関係を持つ。つながる。
    1. [初出の実例]「華麗の辞、美妙の文、幾百巻を遺して天地間に止るも、人生に相渉らずんば是も亦空の空なるのみ」(出典:頼襄を論ず(1893)〈山路愛山〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む