相立つ(読み)あいたつ

精選版 日本国語大辞典 「相立つ」の意味・読み・例文・類語

あい‐た・つあひ‥【相立】

  1. ( 「あい」は接頭語。「たつ」の改まった言い方 )
  2. [ 1 ] 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 立つ。
    1. [初出の実例]「大義名分相立(アヒタタ)ざるのみか」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉七)
  3. [ 2 ] 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 立てる。
    1. [初出の実例]「御孝心相立候儀者、御領等御相当に被進候類被仰進候はば」(出典:徳川禁令考‐前集・第一・巻七・正徳五年(1715))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android