相良為続(読み)さがら ためつぐ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「相良為続」の解説

相良為続 さがら-ためつぐ

1447-1500 室町-戦国時代武将
文安4年生まれ。相良長続(ながつぐ)の3男。肥後(熊本県)人吉城主。名和氏とあらそい,八代古麓(ふるふもと)に進出し,さらに益城(ましき)郡の豊福城をえたが,明応8年菊池能運(よしかず)に敗れ,人吉城にもどる。明応2年「相良氏法度七ヵ条」をさだめた。連歌にすぐれ「新撰菟玖波(つくば)集」に入集。明応9年6月4日死去。54歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の相良為続の言及

【相良氏】より

…遠江出身の中・近世武家。鎌倉時代,肥後国人吉荘等の地頭となる。近世には人吉藩主。藤原南家乙麻呂流で,伊豆の豪族伊東氏や工藤氏と同族。平安後期周頼が遠江国佐野郡相良荘(現,静岡県榛原郡相良町)に住し,以来相良氏を称するにいたったという。周頼4代の孫頼景およびその子長頼は関東御家人となり源頼朝に仕えた。頼景は1193年(建久4)肥後国球磨郡多良木荘の地頭として下向したと伝えられる。一方長頼(蓮仏)は98年,平頼盛の代官矢瀬主馬助を退けて,球磨郡人吉荘に入ったというが,いずれも確証はない。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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